CITY CIRCUIT TOKYO BAY

CITY CIRCUIT TOKYO BAY：東京のど真ん中で体感する、未来型モータースポーツ

2023年12月17日、東京臨海副都心の青海に、日本最大級のEVレーシングカート専用サーキット『CITY CIRCUIT TOKYO BAY（シティサーキット東京ベイ）』がグランドオープンしました。 トムスが運営するこのサーキットは、2022年に閉館した「パレットタウン」跡地の一部に建設され、東京23区内で唯一のモータースポーツ専用施設として注目を集めています。

都市型サーキットが実現した理由：環境とテクノロジーの融合

従来、サーキットは騒音問題や環境負荷、広大な土地が必要なことから郊外に建設されるのが一般的でした。しかし、CITY CIRCUIT TOKYO BAYは、静音性、排出ガスゼロ、デジタル制御を特徴とするEVレーシングカートを採用することで、これらの課題を克服。都市部への建設を可能にし、夜間営業も実現しています。この革新的な取り組みは、モータースポーツの楽しみ方を大きく変える可能性を秘めています。

多様なモータースポーツ体験：リアルとバーチャルの融合

施設内には、屋内と屋外の2種類のコースが整備されています。来場者は、トムスが専用開発したEVレーシングカートで本格的なレーシングを体験できるほか、最新のシミュレーターを用いたe-モータースポーツも楽しめます。リアルとバーチャルの両面から、モータースポーツの興奮を満喫できる施設となっています。

規模とアクセス：日本最大級のEVカート専用サーキット

敷地面積は約11,000平方メートル、収容客数は約1600人を誇り、EVレーシングカート専用サーキットとしては日本最大級の規模を有します。お台場エリアというアクセス抜群の立地も魅力の一つです。隣接地には、旧ヴィーナスフォートを活用したテーマパーク「イマーシブ・フォート東京」も営業しており、周辺エリアの活性化にも貢献しています。

未来への展望：再開発計画と持続可能なサーキット

CITY CIRCUIT TOKYO BAYは、森ビルによるパレットタウン跡地の遊休施設利活用の一環として、MEGAWEB跡地の一部を暫定的に使用して営業しています。森ビルは、今後このエリアの再開発計画も検討しており、CITY CIRCUIT TOKYO BAYの将来も注目されます。環境に配慮した持続可能なモータースポーツ施設として、今後の発展が期待されます。

まとめ：東京の新たなエンターテインメントスポット

CITY CIRCUIT TOKYO BAYは、環境への配慮と最新技術を融合させた、革新的なモータースポーツ施設です。東京という都市部で、誰でも気軽に本格的なレーシング体験を楽しめる場所として、新たなエンターテインメントスポットとして注目を集めています。東京観光の新たな選択肢としても、魅力的な存在と言えるでしょう。

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